2002年釣行記
2月16日 フィッシングショー大阪 2002
例年通り、親父と二人で行って来ました。目にとまった新製品を…。
- ダイワ "SUNDOWNER H(ハード)スペック"
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昨年参考出品されていて、シーズン途中に商品化されたヤツのハードスペックタイプ。4月発売予定なんだそうです。このシリーズはローライダーガイド採用で、元と2番がプットオーバージョイント(V-ジョイントというらしい)なので、調子が胴に寄って飛距離アップが期待できます。今回の新製品はキャスティング選手権向けなんだと思いますが、ノーマルなスペックの方は是非欲しい1本ですね。
- ダイワ "TOUNAMENT SURF BASIA"
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Z45Cの低価格版です。ボールベアリングが6個になっています。Z45Cとともにスプールのエッジ・テーパー角度を最適化したらしいです。
- オリムピック "SIERRA CASTING"
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ローライダーガイド採用の並継ロッドですが、バランスがよく扱いやすそうです。実釣タイプで軽いですし、なんといっても手頃な価格です。これから本格的に投げ釣りを始めたい方にはいいロッドだと思いました。
- リョービ株式会社 "SUPER D-HZ PROSKYER"
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価格未定ですが、あのピーキーなプロスカイヤーが帰ってきました。カタログにも「復刻モデル」と書かれています。昨年、中途半端なプロスカイヤーだと私は非難しましたが、今度のはよいです。初心者を全く寄せ付けなかったプロスカイヤーの名に恥じないすばらしい出来だと思います。ローライダーガイド採用ですし、振ってみたい1本です。
- リョービ株式会社 "PROSECTION PROSKYER XXLD"
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エントリータイプのローライダーガイド採用の並継ロッドです。プロスカイヤーと名乗るはやめて欲しい気もしますが、入門者にはバランスの取れたロッドだと思います。ただ、少し重いですね。同じ価格帯なので私としては上記のオリムピックの方をお薦めしますね。
- シマノ "SUPER AERO XT-SS"
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SUPER AERO TITANIUMに搭載されているスーパースローオシュレーションシステム(超密巻き機構)を採用した低価格(といっても高いですが)モデル。密巻きできるのはいいのですが、TITANIUMのズームアップスプールがついていないんですね。これでは実際、使えませんね。私も含めて遠投派はスプールを一番前に出すことを怠りませんのでね…。断言しましょう、失敗作です>シマノさん。
- がまかつ "TOUNAMENT KISU#
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競技用キス針の新製品です。秋田狐タイプなんですが、耳が縦向きになっています。針がつまみやすくなって、エサ付けが速くなるんだそうですが、私も含めて競技会に出ない人には関係ないかな^^;。
- よづあみ "ウルトラテーパー力糸X8"
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ウルトラダイニーマのテーパーPE力糸なんですが、端から端まで8本編みになっているそうです(普通は徐々に少なくする)。効果のほどはわかりませんが、号数と長さのバリエーションが豊富なのでよさそうです。ただ、「全8本編みのためで仕方ないんです」とブースの方はおっしゃっていましたが、他社品に比べて高いです。
感想
ロッドが完全にローライダーガイド化されていますね。とうとう、インラインロッドはほとんど無くなりました。シマノさんのカタログにはまだ、IG-HISPEEDスピンパワーが残っていますが、一時インターライン一色だったダイワさんのカタログからは消えてしまいました。私も自分のロッドをローライダー化しているわけですが、今後はどうなるんでしょうね…。
ただ、リールはすでに完成域に達していてシマノ、ダイワとも悩みに入っているなという印象を持ちましたね。
プロスカイヤー復刻版、オリムピックの並継ロッドには正直感激しました。船から始まったPEが投げ釣りでもそれなりに定着してきて、遠投して釣る投げ釣りの面白さが見直されてきていると感じたのでしょうか、各社が投げ釣りタックルにも力を入れてきているように感じた今年のフィッシングショーでした。