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2000年釣行記

2000年2月5日までに釣ったキス
0尾

2月5日 フィッシングショー大阪 2000

今日はインテックス大阪で開催された「フィッシングショー」に行って来ました。ここ数年毎年行っています。あいかわらずすごい人でした。

投げ釣りタックル中心に見て回りましたが、「おっ!」と思ったことをいくつか・・・。

富士工業株式会社 "LOW RIDER"
小径、背低の新しいコンセプトのガイドです。ロッドへの力の伝達効率アップ、絡み防止、感度アップをPRしています。解説のビデオがおもしろかったです。勉強になりました。
同時にこのガイドシステムを使うとガイドを通らなくなる同社の「パワースイベル」(愛用しています)も、スナップ部が細身になって再デビューです。これはこれまでのノーマルなガイドシステムでも有効なのでうれしい新製品です。
ダイワ "SZ HATTERAS"
噂のあったガイド付き上級ロッドがデビューです。高反発力で定評のあるHVFカーボン採用のものです。ただ、ガイドが片止めタイプなので、力が逃げないか、吸収されないか心配になる外観ではあります。いずれにせよ小径、背低タイプのガイドでその効果のほどは要注目です。
また、通常のハイスピンダータイプの並継ロッドもデビューしました。ハードガイドだしこれには興味がわきません(^^ゞ。
リョービ株式会社 "SUPER D-HZ PROSKYER"
上記、富士工業のニューコンセプトガイドを採用した実釣用上級ロッドです。投げ用タックルでは今回一番の注目株だと思います。コイツは「欲しい」と思いました。リョービらしい剛性のめちゃくちゃ強い、初級者をまったく寄せ付けないタイプです。う~ん、欲しい!!。
株式会社ゴーセン "テクミーテーパーちから糸"
これは以前からありましたがさらに2本セット品が出ました。これもうれしい新製品です。また、これまで1~4号という製品がありましたが、このクラスを使う人(上級者)からすると4号っていうのは心許ない太さだと思っていましたが、出ました、0.8~5号、1~5号が・・・。これも注目品ですね。ガイドが小さくなる傾向がありますが、その結果ラインとチカライトの繋ぎ目を小さくする必要がありますよね、これはナイスタイミングです。

感想

シマノとがまかつは昨年に新製品投入されたので今年、目に留まったものはなかったです。

また近年、投げ釣り界で話題性を独占した中通しロッド(ウチにもダイワのSZ30-405並継がある)も、その欠点が指摘されるなか、何となく終焉を迎えそうな雰囲気も感じられました。釣り場での迅速なセットが難しいことや、どうしても抵抗があって、特にラインが汚れてきたり、濡れると確実に飛距離ダウンすることなどから、上級者から結構、敬遠されることも多かったと感じていたのですが、インターライン一本槍だったダイワもがまかつとよく似た考えのガイドコンセプトで新製品を投入してきました。これからはあのような小さなガイドの効果が論議されるのでしょう。ただ、PEラインを前提に考えた設計であることは中通しロッドと同じであると思います。ナイロンではあのようなタイプのガイドではやはり抵抗が問題になると思います。あと、疑問に思った新製品投入でサンラインが「今更なんで?」のフロロカーボン投げ用ラインがありました。これまで東レが出していましたが、PEの登場でその役目は終わったと思っていましたのに・・。風があるときの置き釣りなどには効果ありそうですが、どうでしょう?、それなりに高いし・・、売れるのでしょうか?。